□投稿者/ 岩永哲享 -(2012/06/30(Sat) 03:22:45)
| 現状分析の資料は採用することができないか、もしくは試合中に出された部分だけでは内容が十分にわからないか、なのですが、「お金に困っている人が存在する」ということは常識として採ることができると思います。 料金がかかっていないから、この人たちが救急車を利用できている、ということも、反論がなければたぶんそうなんだろうと思います。
その上で、お金がかかると救急車の利用が抑制される、という部分については、本当は否定側第一反駁でメリットの発生過程に対して出している資料を立論のこの部分に入れてほしいところです。それによって、「なるほど、必要な人まで利用しなくなる恐れがある」と理解でき、デメリットが発生すると判断しやすくなります。 今回はそこまでいかないものの、お金がなくて救急車の利用をためらう人がいる、ということ自体は常識的にありそうだと思いますし、肯定側からこれについて十分な根拠をもった反駁はなされていなかったように思います。「2万円はあるはずだ」「命がかかっていれば利用するはずだ」というのは、一般論としてはそうですが、特にお金に苦しんでいる人にまでそれが当てはまるかどうかについては明らかではないと思います。
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