□投稿者/ 東北学院高 -(2010/05/13(Thu) 18:52:12)
 | 肯定側第二反駁、よろしくお願いします。
肯定側の議論からまとめます。
現状分析の議論
肯定側の再反駁に対して再反駁がなかったので、肯定側の主張をとってください。少なくとも現状維持では問題は解決できず、方法はプランしかないのです。
解決性・重要性の議論の一点目
否定側から、結局肯定側のプランがなぜ問題の根本的な解決にならないかの説明がありませんでしたが、肯定側は立論でプランの実施で新たな選択肢を患者に与えることが問題の解決につながると説明しているので、肯定側の主張をとってください。
解決性・重要性の議論の二点目
プランが導入されるかどうかに関わらず周りの人達は心のケアについて考えるでしょうから問題ではないですし、希望を見つけるかもしれないという反駁は可能性があると言っているにすぎません。そんな確実ではないことを理由に苦しんでいる患者を見捨ててはいけませんから、プランを導入すべきです。
比較の議論
否定側は、肯定側の主張では患者は尊厳が失われてから安楽死するため、そもそも守るべき尊厳がないと述べました。しかし、肯定側の主張は患者が無理に生き続けさせられることによって尊厳が失われていくので、その尊厳が完全に失われないうちに患者が安楽死を選択できるようにしようというものですので、否定側が述べた肯定側のスタンスは外れています。
以上より、現状の問題の解決方法はプランしかないと考えられます。
次に否定側の議論をまとめます。
発生過程の議論の一点目
現状とプラン後では時間の差があるということでしたが、その時間の差がどの程度深刻なのかわからず、患者に死を選ばせる家族は少ないだろうし、いたとしても現状で尊厳死させるであろうという反駁への再反駁にもなっていません。よって、このデメリットはプラン固有のものではないのです。
発生過程の議論の二点目
プランによって国が死ぬ権利を認める範囲を定めることは患者を苦痛から開放するための手段であって、患者が生きていても死んでいても同じだということは示しません。ですから、患者に死ぬ義務を与えることにもつながりません。
発生過程の議論の三点目
生きたいと思っている患者がいることは否定側が立論で立証しています。この人たちがこのように思っている以上、例え周囲から圧力を与えられても死ぬことはありませんから、患者の生きる権利が奪われることもありません。
深刻性の議論
プランの実施が手助けを必要とする患者の命を役に立たないと言った事にはならないという反駁には再反駁がありませんでしたので、肯定側の主張をとってください。患者の命を役に立たないと言ったことにならない以上、価値観の変化は起こりません。
また、仮に価値観の変化が起きるとすると負のスパイラルが起きると否定側は述べましたが、肯定側が第一反駁で述べたように、そのことが結局日本にどのように深刻な影響を与えるのかが述べられていません。ここが分からない以上、デメリットがどの程度深刻なのかがまったく分かりません。
以上より、プランを導入しようとしまいとデメリットは同じぐらい発生すると考えられます。
まとめます。プランを導入しようとしまいとデメリットは同じぐらい発生しますが、プランを導入したときはメリットも発生するため、苦痛によって尊厳が失われていく人たちの尊厳を守ることもできます。ですから、国はプランを導入すべきなのです。
これで終わります。
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以上です。
＃（顧問代理入力）
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否定側第２反駁
/ 岡山白陵高校(Neg.) (10/05/11(Tue) 23:06) [#11] 
肯定側第２反駁
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