 | みなさま
試合お疲れ様でした。
前述の「 肯定側・資料に関するアピール」を踏まえて、判定をいたします。
判定：日本は日本はペットの売買を禁止すべきである。つまり肯定側に投票いたしました。
判定理由：
肯定側が主張する「殺処分の減少」は日本にとって意義があり、同メリットは発生すると判断しました。
否定側が主張する「ペット関連産業への経済的打撃」は起こるが、
その額がペット産業全体に対してどの程度打撃があるのか（深刻度）がわからないことや、
その損失が与える影響が本試合からは見えませんでした。
それぞれの重要性、深刻性の評価は以下の通りです。
深刻性について；
議論の中心の1つはペット生体の売上でした。
現在、論題で制限されうる売上額は1147億円であることはわかりましたが、プラン後すべてなくなるかということは証明されていませんでした。
また、議論の中心となっていた企業の倒産、失業者数がどの程度でるかが不明です。
倒産後、ペットショップ従事者がどのような行動にでるかを否定側が積極的に論じていない一方、
肯定側から出された再就職という議論（証拠資料や具体的なものはありませんでしたが）には少なくとも合理性があったと判断ました。
＊全ての人が再就職できるわけではないと思います。
この点については否定側は「日本はペットの売買を禁止した瞬間にどのような被害が出るか」の次のアクション、
禁止後従事者はどのような行動にでるかまで積極的に考えてください。
この先、必ずこのような議論は出ますので、対処策を考えておかねばなりません。
例えばペット産業従事者が再就職できない理由を説明できるようにしておくことや、その従事者たちの合理的な行動をは重要です。
また、1147億円の損失が何を意味するのか、
この損失が私たちの生活や従事者の生活にどのような意味を持つのかを説明できるようにしておくことも重要です。
上記より、ペット売買禁止により1147億円の売り上げの損失がおこりうるかもしれないが、
肯定側が第1反駁で述べた通り、その数字自体にどのような意味があるかは判断できませんでした。
重要性について：
日本国民の税金が無駄なことに使われていることは悪であり、
日本国民全員が積極的に負担すべき理由は無く、
税金の無駄遣いについて、排除すべきであると判断しました。
また、本試合において、動物の命は重要であると私は判断し、
その命が現状より守られるようになることは意義があることと判断しました。
判断理由は上記のとおりです。
以上より、メリット及びデメリットはともに発生するが、
否定側の売上額に大きな意味はなく、肯定側の重要性に意味があると判断し、
比較の上、肯定側に私は投票いたしました。
個々の議論については、ツリー下部で示します。
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判定
/神永 (10/05/29(Sat) 00:57) [#19]