 | 否定側立論です。お願いします。
プランによって発生するDMは2点です。
一点目「売上げの消失」
現在、日本のペット産業は拡大し続けています。また多くの人がペットを飼っており、その飼い主のニーズにこたえるため、さまざまなペット用品が出ています。
そのペット産業の売上高はとても高いのです。資料 Bow Wow Club ペット関連市場動向より引用開始。「総務省の家計調査における一世帯当たりの年間ペット支出は、1990年の7,884円から、2004年の14,832円と、ほぼ倍増しました。この結果、ペットビジネスの市場規模は1兆192億円に成長し、ペット用品5,059億円、生体販売1,148億円、動物病院2,621億円、関連サービス837億円という規模になっています。」終わり。このように関連企業の全体での売上は1兆円にも上っています。
発生過程です。プラン導入により、ペット産業がなくなってしまうわけですから、当然この１兆円に上る収入がポッカリと消えます。よってDMの１点目が発生します。
２点目 「失業者の増加」
現在、ペット産業に関わっている人や、それらを販売している店はこのくらいあります。資料国立国会図書館 2010年3月4日更新 より引用開始。「 ペット産業について調べるには(中略)平成19年度のペット･ペット用品小売業の商店数は5,257店、従業者数は27,263人となっています。」終わり。このように、約5,000の店舗と30,000人が小売業に関わっています。
発生過程です。
プランの導入によってペット産業がなくなりますから、小売業だけで約5,000の店がつぶれ、30,000人が失業します。さらにこの周辺の関連企業もつぶれてしまうわけですからたくさんの失業者が出ます。よってDMの2点目が発生します。
深刻性は「社会不安の増大」です。
デメリットの2点は自殺者や犯罪者を増加させます。
資料失業がもたらす痛み 大阪大学社会経済研究所教授 大竹文雄より引用開始。「特に、１９９８年以降の失業率の急上昇と時を一致して、犯罪率と自殺率が上昇している」引用中断。
さらに、なぜ自殺者・犯罪が増加するか、同資料より引用開始。「逆に、失業者で就職の可能性が低い人にとっては、合法的な活動をしていても所得は高くならないかもしれない。そのような人々にとって就職の可能性がより低くなる不況期には犯罪の機会費用は低下する。つまり、犯罪の検挙率が低い、犯罪に対する罰則が小さい、合法的労働が得にくい、合法的労働からの賃金が低い、といった場合に犯罪の発生率は上昇する。また、貧困層が増える一方で金持ちが増えて所得の格差が大きくなることは、財産犯の便益を増加させることになる。これらは、すべて失業率の上昇が犯罪発生率を高める方向として働くことを意味しているのである。（中略）自殺率と失業率の間についても、生きていた時の便益と自殺を選んだときの便益を比較して自殺を選ぶという考え方を用いて説明する人たちもいる。失業率が高くなると長期間低所得が小さくなる人々が多くなり、中には満足な生活が得られないと考えて自殺を選ぶ人が増えてくる、というのである。（中略）また、債務の支払いができなくて生命保険の保険金による支払い目的の自殺もあろう。失業が恐怖になるのは、失業した場合の生活水準の低下に加えて、生き甲斐がなくなることも理由であろう。」終わり
このように犯罪が増え、自殺者も増加してしまいます。
いつ自分の身に何が起きるかわからない・・・。
そんな世の中にしないためにもプランは導入すべきじゃありません。
以上1400文字justでした。ありがとうございました。
|
否定側立論
/門脇 ＠ (10/04/26(Mon) 18:04) [#6] 
肯定側質疑
/北嶺中学 (10/04/27(Tue) 23:11) [#9] 