親記事 / 返信無し
□投稿者/ 岡山白陵中学校(Aff.) -(2010/04/21(Wed) 22:29:08)
 | プランは１点。日本は２０１２年より、ペットの売買を禁止します。
メリット：「殺処分されるペットの減少」
現状分析
１：現在の日本では多数のペットが動物管理センターで殺処分されています。
「地球生物会議Alive」のＨＰより引用開始。
「全国の自治体では０６年度、１１万８０００匹の犬と２３万５０００匹の猫が、殺処分された。飼い主の都合で保健所に引き取られたり、捨てられたりした犬猫が大半だ。」引用終了。このように、年間約３５万匹の犬や猫が殺処分されています。
２：このように多数のペットが殺処分される原因を２点あげます。
１点目：悪質な業者の存在。
朝日新聞２００９年１２月１０日によれば、尼崎市の犬繁殖業者は売れ残った犬を自治体に引き取ってもらい、殺処分を行っていました。同資料より引用開始。
「昨年度は６０匹余り、今年は５０匹ほどを引き取り、すべて殺処分したという。この業者から引き取った犬だけで、尼崎市が年間に殺処分した犬の３分の１から半数を占める年もあった。」引用終了。
２点目：衝動買いを誘うペットの販売方法の存在。
エコノミスト２００８年５月６日号より引用開始。
「なかでも、ペットの衝動買いを誘う、イベント会場などでのペットの移動販売は、早急に見直されるべきだ。（中略）移動販売が安易に犬や猫を買う飼い主を増やした結果、殺処分の問題につながっている。」引用終了。
安易な衝動買いは、「引っ越しで飼えなくなった」とか「吠えてうるさい」などの身勝手な理由で飼育を放棄する無責任な買い主を生じさせ、その結果殺処分される多数のペットを生んでいます。
発生過程は２点。
１：プラン導入で、ペットの売買が禁止されます。すると、営利目的でのペットの繁殖ができなくなります。よって、ペットの繁殖業者が売れ残ったペットを殺処分するという現状はなくなり、ペットの殺処分数は現状よりも確実に減少します。
２：プラン導入で、ペットの販売がなくなれば、安易な衝動買いをする消費者はいなくなるので、身勝手な理由でペットを飼育放棄する人は、現状よりも確実に減少します。
以上２点の発生過程により、メリットが発生します。
重要性は２点。
１：「動物愛護の増進」
ペットは人間社会の中で「伴侶動物」として大切な役割を果たしています。
ペットによって気持ちが救われている高齢者や単身生活者も多く、今やペットは人間の伴侶として重要な社会的役割を果たしています。このような動物たちを、モノと同様の商品として販売し、不要になれば殺すのは究極の動物虐待です。資料です。平成１８年の環境省の告示より引用開始。
「動物愛護の基本は、人においてその命が大切なように、動物の命についてもその尊厳を守るということにある。」引用終了。
プラン導入は、動物愛護管理法の趣旨を活かして、動物愛護の増進を図るので大変重要です。
２：「無駄な経費の節減」
犬や猫の殺処分は、国民の税金によってまかなわれています。
静岡犬猫ネットワークのＨＰによれば、犬や猫の殺処分には一匹あたり１万円〜７千円程度の費用がかかっています。よって、日本全体では、１年間に少なく見積もって約２５億円もの税金が殺処分の費用として支出されていることになります。
プランの導入は、無駄な経費を削減し、自治体財政の負担を減らすことができるため重要です。
「地球生物会議Alive」HP
http://www.alive-net.net/companion-animal/hikitori/syobun-yosan.html
「環境省告示」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/laws/guideline_h181031.pdf
「静岡犬猫ネットワーク」HP
http://network.hamazo.tv/e234067.html
|
|
肯定側立論
/岡山白陵中学校(Aff.) (10/04/21(Wed) 22:29) [#3]