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□投稿者/ 会津高校 目黒 -(2012/02/02(Thu) 22:49:16)
 | 否定側立論です。お願いします。
デメリット「失業者の増加」
現状分析です。
自動車産業は日本の中でも雇用を創出してくれる重要な産業の一つです。
Web資料「独立行政法人 環境再生保全機構 自動車産業とそこで働く人々」引用開始。「自動車産業は生産・販売をはじめ、資材・利用などの各分野において、広範な関連産業を持つ総合産業です。これら自動車関連産業に直接または間接に従事する人々は約537万人にのぼり、日本の全就業人口の8.4％を占めています。このように自動車産業は日本の大きな雇用を創出しているといえます。」終わり。
また、Web資料「社団法人 日本自動車工業会ホームページ」より、平成21年度の自動車産業の就業者数の中で自動車部品・付属品製造業に従事している人は60万5千人です。
発生過程です。
プラン導入により、乗用車はEVへと移行します。そのため、EVが大量生産されるようになります。EVは単純な造りのため、ガソリン車に比べ、3分の1から10分の1の部品数で生産することができます。
Web資料「かがくナビ 2010年7月12日」引用開始。「「電気自動車の仕組みは、簡単にいってしまえば、ラジコンやプラモデルのクルマと違いはありません。モーターをバッテリーにつなぎさえすれば、クルマを走らせることができます」と話すのは、東京大学総長室アドバイザーの村沢義久さん。（中略）ガソリン車は、一般に3万点の部品でつくられていますが、電気自動車はそのおよそ3分の1、簡単につくろうとすれば、10分の1ほどの部品点数でつくることができます。」終わり。
また、部品数が減ることにより、少ない人員で自動車を製造することが可能となります。
Web資料「電気自動車の問題〜6つの視点 2009年2月1日」引用開始。「フル電気自動車はガソリン自動車より部品点数が圧倒的に少ない。（中略）トランスミッション・排気管・ラジエーターが不要で、複雑な構造のエンジンもない、モーターはコイルをぐるぐる巻きにするだけだ。つまり今よりもずっと少ない人員で完成させることができる。普及すればこれまでより自動車産業全体での雇用者数が少なくなることは必至。」終わり。
プランによって、現状の自動車部品・付属品製造業に従事している人の3分の2以上が仕事を失うこととなります。プランを導入しなければ発生することのなかった、単純計算で約40万3千人以上もの多くの失業者を生み出してしまうこととなるため、デメリットが発生します。
深刻性は２点。
1.未来の雇用の減少
現状分析２より、自動車産業は多くの雇用を創出しており、就業者とって大きな助けとなっています。しかしプランにより、40万人以上もの雇用の枠を失います。今後就職するはずであった国民にまで影響が及ぶため、大変深刻です。
2.自殺の増加
失業者の増加により、自殺者も増加します。
Web資料「自殺者数と景気の関係 2007年7月30日」引用開始。「自殺と景気動向には相関関係があるともいわれる。（中略）失業者が増えると自殺者も増え、失業者が減ると自殺者も減少する、その見事なまでのシンクロは悲しいほどである。」終わり。
国民に多大な影響を及ぼすプランは国策として間違っており、導入すべきではありません。
これで否定側立論を終わります。ありがとうございました。
【証拠資料一覧】
Web資料「独立行政法人 環境再生保全機構 自動車産業とそこで働く人々」
http://www.erca.go.jp/taiki/siryou/pdf/W_A_008.pdf
Web資料「社団法人 日本自動車工業会ホームページ」
http://www.jama.or.jp/industry/industry/industry_1g1.html
Web資料「かがくナビ 2010年7月12日」
http://www.kagakunavi.jp/topic/show/185
Web資料「自殺者数と景気の関係 2007年7月30日」
http://research.goo.ne.jp/database/data/000606/
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