| こんにちは、NADE北海道支部学生スタッフの永井です。
５段目：論題の種類
についてですが、「大会で用いられる論題の多くは、政策論題です。その理由は単純に言って、“勝敗を判定しやすい”からです！」
とあります。
たしかにその理由もあるのですが、一番大きな理由は
価値論題の要素と事実論題の要素両方を併せ持っているという点だと思います。
・事実論題＝物事が事実かどうか、あるのかないのかを議論する
・価値論題＝物事の価値を比較してジャッジに自分たちの支持しているもののほうが価値があるかたちで議論を行う。
この二つは政策論題で両方カバーできます。
事実論題の要素…たとえば、死刑廃止論題では「死刑の犯罪抑止力」有無を議論することができます。
価値論題の要素…第二反駁ではメリットとデメリットを比較するとき、判断基準をしめしてどのようにメリットとデメリットを比較するのかを決めたりします。
ゲーム性という観点ですが、もちろんそれがあるのはわかるものの、私はそれを押し出すのはあまり望ましいとは思えません。（ゲーム性ということを前面に押し出した結果、とにかく死者の数を比較したり、不思議なTopicalityが出てきてしまうことがあった。今もあるのかもしれませんけど）
ディベート、特に教室ディベートに関しては
「ディベートとはArgumentantion教育の場である」
という観点から説明すべきだと考えています。
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『ディベートのStairs（階段）』専用トピック
/名越幸生 (12/01/02(Mon) 10:45) [#285]