親記事 / 返信無し
□投稿者/ DDC -(2013/05/16(Thu) 01:00:50)
 | 肯定側第二反駁を始めます。
はじめに。
私達は、「『常に』存分にリーダーシップをとれる人が選出されるような」環境を作るために、首相公選制導入の必要性を訴えているのです。
・「小泉首相の反駁は、『肯定側立論の解決性Aは現状でも解決できる』ことの証明になっている」というご指摘がありましたが、確かに小泉首相はP未導入時の首相です。ですが、小泉首相は選挙を通して一般国民からの直接的な支持を得ています。そのおかげで長期的に政権を維持でき、沢山の実績を残せたのです。
・ところがその後はどうでしょうか。小泉内閣以後を振り返ると、第一次安倍内閣や福田内閣等、国民から直接選ばれていない首相が組閣した内閣によって政治運営がなされてきました。が、いずれも小泉内閣と比べると非常に短命な内閣で、残せた実績も少なかったです。否定側さんは「現状でも安定した政治運営ができている」と仰っていましたが、それは「一般国民から直接選ばれている」という条件があるからこそ言えるのです。
・「むしろアベノミクスによる日本経済活性化など成果をあげていて、政治は前進している」ことはその典型です。今の安倍首相が前回と違うのは、「首相選出直前に行われた衆議院議員総選挙で、事実上『一般国民から首相選出されている』」という点にあります。
・要するに、否定側さんが主張なさっている固有性は条件付きなのです。その条件を抜かせば固有性はなくなり、先述した第一次安倍内閣以降の問題が沢山噴出してしまうのです。
小泉首相は実行力で支持を集め、集めた支持はさらなる実行力につながりました。公選首相は指示を集め、その指示は議会を下して実行力へとつながります。そうやって誕生した公選首相の指導力と実行力は小泉政権並の水準を保てるのです。
このことを踏まえると、以下のことが分かります。
・D1は固有性に欠けているので、現状問題はあります。むしろPによって首相は一般国民からの絶大な支持力を常に備えられるようになるため、Mにあるように、政治は国民の望む方向へ円滑に進むようになります。
・小泉政権や第二次安倍政権は、一般国民からの絶大な支持力でもって政治を進められています。他の政権の実績と比較すれば、その大きさは計り知れないものであります。
・D2には反駁しませんでした。仰るとおり、一般国民は流されやすいです。しかし、独裁を始めようとするような法案を内閣が通そうとすればマスコミが確実にそれを報道します。一般国民は流されやすいので、それによって内閣を支持しなくなります。それに、現在の人々はマスコミからだけでなく、SNSからも情報を受信し、また発信もしています。SNSに掲載された情報は驚異的な速度で広がります。たとえ、その情報が嘘だったとしてもある程度一般国民は考えるでしょう。3.11直後のように。
まとめ
私達は、当たり前のことが当たり前にできる環境を作りたいのです。
「重要性は政治理念のみ」と仰っていますが、されど政治理念です。一反の重要性で述べたように、現状では政治理念を実感できないのです。そんな当たり前のことができないのに、現状維持で具体的な利益を受けられるはずがありません。
したがって、私達は、Pを導入すべきであると強く主張します。
*(2013/05/16(Thu) 01:03:24 編集[投稿者])
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肯定側第二反駁
/DDC (13/05/16(Thu) 01:00) [#15]